社会全体に良いことを社会で共有するー相依相関の世界において


社会全体に良いことを社会で共有する

最近、在る知的障害・身体障害者の外出支援ボランティアグループの運営の採用担当をしていて、思うことがあります。

事実としてボランティアさんは、ボランティアという加入要件が緩やかな反面として容易く団体を離脱します。

一回来て、音信不通になることも普通です。

ただ、持続可能な団体たるためにはそれでは不味い。

最近は、ボランティアさんに団体に参加することが一方的なgiveに止まらず自分へのtakeになっていることを、つまり互恵性を意識できるような企画を作ってボランティアさんの定着率を上げようとしています。

しかし、上記のような、社会に存在する有限の人的リソースを自団体に集中させることをしつつも、それとはまた異なる考えも僕は持っています。

それは、「社会全体に良いことを社会で共有する」、ことになるのであれば自団体におけるボランティアの離脱はそこまで否定的に取る必要がないということです。


社会課題解決の実践者は、一団体の個人財産ではない。

どういうことかというと、ボランティアに募集されてきた方々は、面接をしていればわかるのですが、何らかの形で社会的に良いこと(ソーシャルグッド)をしようと思われている方々です。もちろん程度はありますが。

そして、彼らは社会全体でみれば、社会で共有されるべき貴重な人的リソースです。会社・学校以外のコミュニティに身を置いて社会課題を解決しようという意気込みがある人だからです。
社会課題を解決しようという思いがある方は多いかもしれませんが、実践に移す方は貴重です。

その貴重な人たちを一団体の個人財産にしようと考えることは、社会全体の課題を解決しようという思考と矛盾することになります。

その人たちが自団体から抜けても、その人たちが他の良いボランティア団体に所属することになれば、社会全体にとって利益になることには変わりはないと思うのです。

我々が存在する意義は、自己を顕示することではなく、社会が抱える問題を、社会のつながりの中で解決することにあるからです。

ゆえに、社会課題解決の実践者は、一団体の個人財産ではないのです。

採用面接の際に、僕はボランティア募集に来てくださった方々にお願いしていることがあります。

「もし、当団体に合わないと感じたのなら、当団体に所属にこだわる必要はなく、他の良いボランティア団体での所属を考えて欲しいです。
それは、きっと社会全体にとってより良いことにつながると思いますから。」


相依相関の世界において

人間社会というのは複雑遠大この上ない相互依存によって成立しています。

この相依相関の世界において、個人は他の人々から孤立し、その属している集団から切り離されるとき、もはや存在しない、数学的にいうならば、1という数は、無限に存する他の数と関係しない限り、1ではないのです。

裏側から言うのであれば、相依相関の世界において、集団からの離脱が単に自団体からの離脱ではなく他団体への所属につながるなら、それは1であることには変わりはないのです。

個人は、孤立せずに、相衣相関を意識することさえできていれば、社会的に存在(共有)することができるのです。


ALTER の社会性

ALTER も、社会的に貴重な人材であるメンバーさんが登録して下さっていますが、彼らを社会的に共有することがそもそもの団体の設立趣旨です。

だからメンバーさんの独占ばかりを考えるのではなく、彼らの専門知識を、社会の中でどれだけ最大効率化させるかがALTER のやるべきことなのだと思うのです。

(・・・煩悩から脱しきれていない僕は、メンバーさんには出来るだけ自団体に関わって欲しい気持ちはあるんですが笑)

 

まあ、でも、

ALTER は現在メンバー大募集中!場所提供も大募集中!子供達の居場所作りをしたい方も大募集!!

最後台無しかな?笑

 

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