ルポ記事:「ポジティブな中卒」フォラームに参加!

みなさんこんにちわ!

最近、色々と飛び回っている、吉田であります。

いやいや、教育にフォーカスしている人ってほんと素敵。

熱量が会社にいた頃と比べて全然違う。ちょっと義務教育にキレてる人も多いですからかね笑

さて、今日は阪上 由香さん主催の大阪西成開催の「ポジティブな中卒2」というフォーラムに、ALTER の代表として参加してきました。参加者は全員事業者。

いきなりはじめに意見を求められたりで、なかなかエキサイティングな経験でした。

阪上さんは、NPO法人 FAIR ROADの代表。

いろんな場所で子供達のサードプレイス作りをされている方。

居場所づくりの天才。

話してみてそのエネルギッシュさから「ああ、これは居場所作れる人だわ!」と感じざるを得ない!パワーでした!

さて、ちょっと会議に出てきた意見を少しまとめていきましょう。

ちょっと辛辣な記事になるかもしれませんが、リスペクトがあるからこその記事だと、前置きしておきます。


教育制度のoutdate

パネリストはお二方。時間の関係で田中俊英氏という方のトークに乗せて、フォーラムの中身がどうであったか紹介していきたいと思います。
(田中俊英 一般社団法人officeドーナツトーク代表。大阪大学大学院で「臨床哲学」を修了。)

おっしゃっていたのは、現在の教育制度の疲労。

本当に有効な教育システム、寺子屋(子供十人に一人の変な人格者の先生)
おっしゃっていたのがまず印象的でした。

そもそも義務教育制度は、富国強兵の名の下、戦争でクリエイティブに脳を使わない、標準的な知性を持った従順な兵士を作られた経緯があります。ランドセルとかセーラ服とか軍用の物ですし。

それから日本は戦争に負けますが、今度は経済大国にならなければならなかった。
そこで、今度は、学校は標準的な知性を持った従順な企業戦士が育成に使われました。

経済大国になった後の日本では、義務教育はまたその目的を転換しなければ行けなかったのですが、ところが政府はそれをしませんでした。

まあそれが平成の時代が「敗北」と言われることにも繋がっていきます。
クリエイティブな人材を出せなかったんですね。

田中氏は義務教育は4年くらいでいいとおっしゃっていました。

僕はどちらかというと、義務教育の身体拘束時間の長さを問題視しているので、学校は4時間ぐらいでいいという考えでしたので、スパンに着目されているのは新鮮でしたね。

また、田中氏は日本人は変化が嫌い。歴史的にみても国を劇的に変えれたのは、「戦争」と「外圧」のみ。と主張されていました。

これらのことも義務教育のoutdateを起こしたのでしょう。


引きこもる要因

引きこもりの一番の要因は、1.就労 2.大学 3.不登校らしいです。

僕もそれは感じます。就職に失敗したり、会社に失敗したりして家に引きこもる人は発達障害界隈でも問題になっていますから。

社会に出ると、社会に出るときに、人間は自分の「労働市場の価値」を否が応でも知ることになります。

楽観主義的(健康的なリスクをとって失敗を恐れない人を言います)な人、
もしくはなんとなく自分の考えなしに他者に合わせられる人(こういう人はそもそも今後のAI労働市場において価値が下がる危険がありますが)

前者は「労働市場における自分の価値」がたとえ低くても肯定的に捉え直して社会では生きていけます。
後者は・・・・まあなんとなく生きていける「素質」を持っているのでしょう。
(特にディスっているわけではない。)

それができない人は、社会から拒絶されると、悲観的に考え、他者との接触を避けるようになります。

そういう意味では、「就労」の時点で、自身のことをよくわかっている人間に「教育課程」でアップデートされていることが必要です。

ALTER のオルタナティブスクールも 10代で自分でサービスやプロダクトを作れる人材づくりを目指しているので、勉強になりましたね。


教育のイノベーションではなくアップデートが必要かつ有用

あと、田中氏は『いきなり教育構造を変えると「揺り戻し」がくるとおっしゃって慎重に変えていく必要がある。私は20年前から教育改革を訴えているのに一向に変わらない』と仰っていました。

僕は違う意見を持っています。
それは、EdTechの存在です。

昨年、edtechの投資は、過去最高の95億米ドル超え、前年から30%増加しました。

すでに5億米ドル以上の価値がある教育市場AIは、2024年までに60億米ドルを超える予定です。

なぜ、これほどの巨額のお金が動いているのか。

それはAIによるシンギュラリティがくることが確実だからです。
テクノロジーは既に全ての問題を解決してしまう力を持っているのです。

教員などの人的リソースや教材などのオープンソース化、またログを用いた個人最適学習は実際に海外では実装されています。

後は、そのテクノロジーの受け皿が必要なのです。
そして、それは民間が収益モデルを確立すれば解決できるものです。
(ALTER はその収益モデルが見えないから困ってハイいるのですが笑)

まあ、とにかく教育はいやが応なしに変わります。
揺り戻しもありません。

ただ、その教育を「イノベーション」と定義すると、田中氏のいうように教育変革はスロウになるでしょう。
なぜなら、イノベーション(革命)には必ず、既得権益との衝突が含まれるからです。
日本の公教育組織の頑強さからすればイノベーションは適当ではありません。

ではどうするか、「アップデート」と定義すればいいのです。

現在の、教育マーケットでは、義務教育という柱一本しか立っていない。

これではその柱が傾いているかどうかもわからない。
その比較のために、他にもう一つオルタナティブ教育という柱を立ててあげればいいのです。

別に義務教育という価値を否定する必要はないのです。
2つの教育の柱を立てることにより義務教育とオルタナティブ教育の各々のいいところが可視化できてきます。また、子供たちも自ら教育プラットフォームを選択することができ、それに付随する責任を感じることができます。

これは、既存の教育を破壊するという方向に向かないので、既得権益とスクラムを組むことができます。そもそも義務教育の中の人も問題意識を感じている人はいっぱいいます。その人たちとスクラムを組むことができれば、対立なしに教育改革ができます。

日本人は「変革」を嫌いますが「協同」は好みます。
そこを生かすのです。


学歴信仰は一瞬では消えない
何かポジティブな中卒から外れた議論になっている気がしないでもないですが汗
パネリストのトークの後は、オープンディスカスの時間。
テーマは「教育制度は疲労してるかどうか」いきなり阪上さんに意見を求められたので、びっくりしましたが、色々意見を言ってきました。
当然教育制度は疲労しているし、学校自体、社会性を育てるコミュニティとしての役割を残す以外は、学問的存在意義がないと発言しました。

というのも、僕は高校を中退したので、一時期中卒になりかける時期がありました。ただ、それでも立命、慶應と進学しました。しかし、これは誰からのティーチングも受けていません。全て独学です。

田中氏から「なぜ、学校に存在意義がないと言われているのに、進学したのか」という鋭い質問

僕の答えは「自分のパーソナリティに未だ自身が持てなかったのでブランドを取りにいくという、生存戦略上の決定」。
いまだに学歴信仰はあります。今「学歴は意味ない」という言説が流行っていますが、学歴信仰を否定する論者は、皮肉にも全員、高学歴です。
そして、彼らの言葉にみんなが耳を貸すのは「彼らが高学歴」だからです。
田中氏も大阪大学出身。だから彼はパネリストとして権威性を持って発言できるのです。結局、学歴信仰は一瞬で消えるものではなかったということを僕は直感的に知っていたのだと思います。
それなら「慶應」というブランドを取りに行って、自分のネームプレートを作り上げるのは生存戦略上、「あり」です(立命は不十分です、明らかに)。

あと色々話しましたが、ちょっと書ききれないなぁ笑


阪上さんのやられている取り組みに今度参加させていただくことになりました〜

今から楽しみ〜 何をするんやろ!

 

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