教育ITソリューションEXPO!

みなさん、こんばんわ!

最近ボランティアをしてる時が一番楽しいと感じ始めています。
まずいなぁ、お金ないのに・・・

今日は、ALTERのメンバーから勧められた、大阪インデックス開催の教育ITソリューションEXPOに行ってきました。

その記事を書きたいと思います。

教育ITソリューションEXPOでは、テクノロジーを使った教育サービス・プロダクトのブースエリアと講演エリアに分けられていました。

感想としては・・・
講演◎
ブース×
って感じでしたね。

ブースでは様々なテクノロジーを使った教育関連のサービスが在りましたが、着眼点そこ!?というブースが多くて・・・どうも・・・ねぇ?()

一方で、講演は良かったです!
特に慶應の教授の安西雄一郎先生の「AI戦略と大学教育」は、「わかっている」人特有の「何回同じこと言わせるんだ・・もう最小限のことしか言わない」というウンザリ感が出ていて、逆に焦点絞った講義になり(笑)良かったです。

「EdTechが変える教育の未来」の佐藤正弘さんも良かったです!お元気なお方!

それぞれ45分講演なので、お二方ともスライドを超高速で回して、僕は「あわわ」って感じになりましたが笑

今日はちょっと(どころではない)不満があったブースエリアの感想を、書いていきたいと思います。


落胆の色

ブースを見てみて思ったのは、「これもうあるアプリで事足りるし、そっちの方が優れているじゃん」ていう感想でした。

例えば英語学習。はじめに行ったブースです。
ある会社さんは「発音」を矯正するアプリを開発したとのことでちょっとお試しさせて頂きました。リエゾンなど(英語の単語間の繋がる発音のこと)を矯正してくれるとのこと。

そのアプリは、はじめにネイティブスピーカーの音声を聞いて、そのあと自分が実際に英語を喋ってみて、点数が返ってくるというもの。どれだけ近似性があるかは周波数のグラフィで可視化される。そして使用者はその点数やら周波数やらをみて100点を目指して繰り返し発音するというもの。
フィードバックは、周波数と点数。

しかし、これでは明らかにフィードバックが弱すぎる。

感想を求められたので、担当者の方に直接言ったのですが、
「そもそもリエゾンは子音と母音が連続した場合など(例えばdで終わる単語の後にaがくれば、そこのリエゾンはダとなります)原因やパターンがあります。しかし、それを言語化したものがフィードバックとして返ってこない。」
「僕の発音がどう悪かったか言語化しないとそもそも直しようがないのでは?」
「しかも、リクルートさんのスタディサプリENGLISH(超有名なアプリで安価で既にこのようなリエゾンの説明もカバーされています。僕ならスタディアプリを使おうと思ってしまいます。」など、だいぶ慎重に丁寧(ここ重要)に感想を言いました。
「貴重なご意見有難うございます」とは言ってらっしゃいましたが・・・

なぜ?市場調査とかしていないのかな・・・とか思いながら、いきなりテンションはだだ下がりです。

プログラミングブースも、これブロゲート(プログラミング学習のアプリ、有名)より劣っていないか・・・なんで取り扱ってる言語がPythonだけなんだよ・・・

市場調査していないのかな・・・・とか思いながら、気を取り直して次の本命の場所へ


ミサイルを持て余す

次は、お目当の教具や遠隔授業・e-Learningブース。
自分のスクールに導入したいなぁと思っているので、ちょっとウキウキ。

しかし、

ん?これは・・・テクノロジーを使って何がしたいんだ?

というものばかりでした。

電子黒板などは、そもそも興味がなかったので(教師が授業しやすい教具というのはそもそも「学ぶ」主体である子どもの目線からの出発点でないので、興味がないのです)通り過ぎて
e-Learningの説明を受けました。

「ライブ授業もできますし、録画したものを見ることもできます。また、PDFを編集して自分で教材を編集してそれをクラウド上で共有できます。」
・・・・・うーん、それって10年以上前からやっていることなんじゃ・・・・
しかもzoomという無料アプリ(超有名)を使えばそもそもこの程度のことはできる
(実際に大学院では生徒間で学習に使っていました)。

率直に「zoomで事足りるんじゃないんですかね?」とお聞きしたところ、「そうですね。zoomで録音したものをこのアプリに乗っけて授業することができますね。」という返答。

・・・・・・・・いやいやいやいや!!

なんとも・・・・!
なんていうか、このサービスを使って本当に何を実現したいのか全く理解できませんでした。
他にも、先生が採点しやすいサービスとか学生証のデジタル化とか有りましたが・・・

感想としては、皆さんテクノロジーという強力な武器を持て余している、という感じがしました。

ミサイル持ちながら、ミサイルを手榴弾と同じ方法で投げようとしている感じ。
発射口を設置するという発想がない感じ。持て余している。

僕もテクノロジーに強いわけではないですが、絶対にその着地点に辿りはつかない。

 僕なら、子どもの勉強に対するモチベーション、知識の蓄積度、発想の傾向などを可視化してログ(記録)したいです。
 例えで言うなら、子どもの「学び」についてのプレイリストを作成します。ジャズが好きかロックが好きかクラシックが好きか。
それを観測することにより、個別最適化を狙います。


なんのための EdTech ?

なぜか。なぜこのようなことが起きるのか。

思うに、彼らは教育産業に、社会的課題を感じず、ビジネスチャンスとして参入してきているだけなのかなと。

既存の教育制度の問題が本質的にどこから生じているか、例えば学習において「教育」(教師側)か「学ぶ」(生徒側)かという主体性の問題をどう考えるかなどを「そもそも論」を意識していないと、学校のプラットフォームの枠を超えることや、子どもへのスコア教育への疑問等に辿り着けません。

テクノロジーが、採点しやすさとか電子黒板のプロダクトに向かってしまうのは、「義務教育の枠組みの中」でしか考えていないから出てくるのだと思います。

いやいや、そもそもなんでオープンソースになっている最先端の授業があるのに、教室等「狭い物理空間」で、「発達進捗は異なり、年齢だけが一緒の子が」「教師に属人的」に「教わる」ということになっているのか。

そこへリーチしているテクノロジー教具は全くなかったのが残念でなりません。

僕が前の記事で書いたシンギュラリティユニバーシティがこれを知ったら、日本のテクノロジー教育(EdTech)に酷く落胆するでしょう。

しかし、学びは有りました。

EdTechをちゃんと理解して活用しないといけない
ということです。というかそれしかいえない・・・

ブースエリアはこのような残念な結果となりましたが、

講演エリアでは2つ講演を聴講でき、いい刺激を受けました!

次は講座エリアのことを書きまーす!

ではでは!

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