僕も君も健常者であり、かつ、障害者である

やっぱり季節がわりは筋肉性の病気持ちにとってキッツイすよ〜

首が痛すぎて笑えるぜ!

そんな中でも、ALTER 公式チラシを作りましたぜ!

さて、今日は「僕も君も健常者であり、かつ、障害者である」です

重いテーマみたいに聞こえますが、僕は全人類、1日の中で、いわゆる健常者になる時もあるし障害者になる時もあると考えているので、とっても普遍的テーマ。普通です。


障害の要素は目的との関係で決まる

では、まず手抜きをしましょう。

つまり私のツイッターからの抜粋。

「本来、「障害者」と定義されるには当該会社において給料に見合わない労働生産性しか有せず事業継続の「障害」となることが明らかになる必要がある。
その文脈なしに雇用前に「事業継続の障害」になると判断される発達障害者へのラベリングは単なる理由なき差別である。」

この文章一つで完結はしているんですが、少し解剖していきましょうかね。

障害の意味をまず明らかにしましょう。ウィキ先生によると「正常な進行や活動の妨げとなるもの」です。

少し不十分ですね。
正しくは「当該目的との関連で正常な進行や活動の妨げとなるもの」のはずです。

正常や妨げかどうか判断するには目的が規定されていなければなりませんからね。

また、この目的は当然個別性を持ちます。
どの会社でも別々の目的をもって事業を営んでいますし、どの職務にもそれぞれの目的があるはずです。

したがって、普遍的な目的などではなく(そんなものなど存在しませんが)当該目的との関連性が障害を定義するのに問題となります。


市場主義の会社の中で

では、ある会社が事業をより良くするために、労働者を雇ったとしましょう。しかし、その労働者はその会社が支払う給料に見合う労働生産性を出せませんでした。
つまり、当該事業の目的の正常な進行を妨げる 労働者と定義されるにいたったと言えます。
この時点で、その労働者は当該会社との関係においてのみ、障害者と定義されます。
つまり、市場主義における障害者は「当該営利目的コミュニティにおいて自分の提供する労務と受け取る金銭が対価的均衡にない者」です。

しかし、そんな人は会社を見渡せばいくらでもいるでしょう。明らかに高給取りなのにわずかな労働生産性しか有していない偉そうなおっさんとか。
あれは「当該会社の事業目的との関連」でいえば、障害者です。
そして彼らは当然、当該労働者は解雇若しくは退職勧奨対象者として会社から出て行くべき存在となります。

ただこれは市場社会という「労働生産性をメルクマール」としている営利会社というコミュニティにおいてのみの話です。


家庭では

会社で「障害者」と定義される人でも、家に帰れば良いお父さんやお母さんかもしれませんね。
そして、もちろん、良いお父さんかお母さんかは「労働生産性」などをメルクマールとしません。
あえていうなら「当該子供の教育・成長において子供の成長を育んでいるか妨げているか」です。
家庭というコミュニテイが市場主義を採用していない以上、当然です。
つまり、会社で「障害者」と定義される人が家庭では「健常者」となるのです。


友達・恋人の中では

友人・恋人関係においてもそうです。友人というコミュニティでは「居心地の良さ」などがメルクマールとなるでしょう。誰が労働生産性で友達を選択するでしょうか(もしその基準で選択しているならそれは本当の友人・恋人と言えるでしょうか)。
つまりたとえで言うなら、平日の会社で労働生産性の悪い「障害者」と定義される人が、土日の休日ではとても気持ちのいい友人として「健常者」となるのです。


障害者性は変容する

今まで見た通り、障害者性と言うものはとてもフレキシブルなもので、シーン毎にその要素は変容します。

それは1日の中でもです。

満員電車で電話で酔っ払ってでかい声で会社を愚痴っているエリートサラリーマンは、「公共交通機関コミュニティにおける市民の快適な利用」という目的を妨げているので「障害者」です。
でも、家に帰れば良いお父さんかも。「健常者」です。

何が言いたいかというと、

結局のところ「障害者」かどうかは、コミュニティの目的によってすぐ変容するので普遍的な「障害者」はいない、そしてそのラベルを貼ることも間違っている ということです。

現代の市場主義を採用する会社というコミュニティで
1日10時間も働いている人間は、障害者性を「労働生産性」ということでしか判断できない環境下にいます。
しかも、大体が「当該」が抜けて「普遍的労働生産性」で考えています。思考という最大の労働をルーチン化せざるえないのです。

絶対普遍の「障害者」などいないのです。
絶対普遍の「健常者」がいないように。

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