ルポ記事: Models of Impact 

みなさん どうもです〜

最近、昼夜逆転になりがながらも、統計学の勉強をしています。

なんかデータサイエンスに必要だっていうしさぁ
数理を捨てて受験を根性暗記で乗り切っていった僕には、統計学なんて「神秘」

でも、面白いんだよこれが!
そもそも、現代文が得意だった僕ですが、数学もなんか言葉の説明に過ぎねえなぁと思ったら、そこまで苦手意識はなくなってきましたね。

今日は、9月28日に参加した

Models of Impactを使って事業アイディアを生みだそう!ー戦略的ビジネスモデルで社会的インパクトを生み出す方法とは?

のルポ記事を書きたいと思います〜。大分内容忘れちゃったけど・・・


Models of Impactのワークショップは、戦略的ビジネスモデルと社会的企業を立ち上げるプロセスをシミュレートするアイデアゲームを通して、革新的なビジネスモデルを設計するもの。
僕は、自分のことを社会起業家(というかまだ団体で実績作れてないのでそういうのもおこがましい笑)と思ったことはないです。ソーシャルグッドという言葉もあんまり好きではない。
自分で実現したいこと、つまりオルタナティブスクールを作る・増やすということが、結果としてソーシャルグッドにカテゴライズされるというだけの感覚しかない。
だから、「みんなで社会的に良いことしようぜ!」っていうノリそんなに好きじゃない。
やりたいことをやれば良いのではないか、別に金稼ぎが好きならそれに集中しても、その人の選択だからいいんじゃない?
というスタンス。
まぁそれでも、自分の事業が経営面でどう収益出せるのかが全くわからんので、アホだから。
インパクトモデルと収益性をどう両立させるかを考えるこのワークショップには興味がありました!

Models of Impactのファシリテーターさんのprofileは以下の通り

Jun Suto, Model of Impact Global Ambassadar
大手外資系コンサルティング企業にて米国、日本を中心にグローバルに活動。2004年、s-cubedコンサルティングを設立。クライアントは、Warrent Buffet率いるBerkshire Hathaway、Hitachiなどグローバル企業からスタートアップまで戦略実現を軸に付加価値創出をサポート。M&A、Transformation(企業改革)、Turnaround、Corporate Governance, Change Managementなどを専門に活動。
うおー、なんかすげーって感じ笑
でもすごく気さくな方で、ワークショップはめちゃ気楽にやれました(てか睡眠時間2時間程かつ空腹だったので、ふわーっとワークしちゃった感が強い)
では、まず概要から書いていきましょうかね。

概要説明編
インパクトモデルがブランド力となる
Junさんは色々とスライドを回して、世界にはこんなインパクトモデルと収益モデルを持って両立させている社会的企業がいっぱいあるんだよーと紹介してくださって居たのですが、まあ初めて聞く単語とかシステム多くて
「ふ、ふーん(滝汗)」ていう感じでわかったような感じを出していました笑
しかし!その中でも気になった企業の取り組みが!
まず、ライジングタイド(米国)
ライジンクタイド 発達障害でググれば出るはず。
洗車の企業さんらしいですが、雇用者の80%は発達障害を持った方(自閉症)。
そして、彼らはしっかりと収益を出している、つまりインパクトモデル(発達障害雇用)と収益モデルを両立させている、米国でかなり大きい企業らしいです。
ここで、Junさんに質問
「民間企業との競争で純粋にシュアと取ってるのですか?」
この質問の意図は、「発達障害」というある意味のブランディングをなしにしても、民間企業に勝てるほどの労働生産性を彼らは持っているのか、というものでした。
Junさんは「持っていると思うし、やはりそれ以上にインパクトモデルに共感する消費者に対するブランディング力がそこに乗っかるから、強い企業だ」
というものでした。
うん、ちょっと僕の質問がナンセンスでしたね笑。
企業はそもそも何らかのブランディングを持って顧客誘引力を高めて収益を出しています。かっこいいとか、希少性とか。
ライジングタイドさんは、そのブランド力が「発達障害者の雇用」な訳で。
それなしに企業の競争力を考えるのはナンセンスでした(反省
ただ、インパクトモデルが素晴らしいブランド力になれば、それを単純な労働生産性に上乗せすることができ、マーケットのシェアも取れる、ということが証明されているんだなと、テンション上がりました!

インパクトモデルを認証して収益を上げる

もう一個面白いなぁと思ったのが、B/Lab(ちょっと名前間違ってる・・かな?)
さんという会社の、社会的企業のソーシャルグッド性をcertificate(認証、まあお墨付きですな)して収益を上げるというもの。

色んな社会的企業がありますが、それがほんとに良いインパクトモデルを有しているかは結構わからんところもある訳で。特にエンドユーザーにとっては。

そこをつないであげるという「インパクトモデル」を持って、認証・お墨付きという「ビジネスモデル」で収益性をあげているのは良い視点ダァ〜と思いました!


障害者と一緒にモノを作ってコンペ
今、自分がボランティアで運営に回っているイルカグループ という団体があるのですが、
団体HP
https://www.facebook.com/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-531818127273780/?modal=admin_todo_tour

そこでは障害者とか健常者とか関係なく、ただ楽しいことを一緒にやって笑って過ごして、というモットーで動いています。

面白んだなこれが!
そこで、僕は「障害者」という概念がなくなった気がします。

その会で、何か一日イベントをしようという企画をしている最中なのですが、Junさんが紹介した取り組みの中に「TOM」 https://tomglobal.org/?fbclid=IwAR3VZ61HiYL2zHb0GoneJheewOT6lLL3KiqqP_qe_dzFbCDIMfaz6tTsnIs というものがあってそこでは障害者と健常者が相談しながらプロダクトを作る、それをコンペする、というなかなかにエキサイティングなものがありました。

すごいプロダクトが作れなくても、イルカグループ でも障害者と健常者が楽しく会話しながら、面白いモノづくりができるかも!?

っとちょい興奮しました〜


ワーク編

偶発性を組み合わせろ!
さてさて、やっと具体的なワークについて書いていきます。
端的に説明すると、
①12個のインパクトモデル(クラウドファンデイングやシェアリングエコノミー、フードバンク)、12個の収益性モデル(スポンサーシップ、プロジェクトフィー)、12個の自分たちで瞬発的に書いたハマっている・ムカついた事象(爆笑する事、あおり運転)をナンバリングする。
②サイコロをふってでたランダムに出たナンバーのインパクトモデル・収益モデル・事象モデル一つずつを、5分で組合わせてビジネスを考え出す(否定より肯定を優先)
③それを他のメンバーに対して発表する。
④インパクトモデル・収益モデル・事象モデルを2個、3個と増やしていく。
というものでした。

いや、めっちゃおもろい企画やなと思いましたね。

人間は、自分の意図しないモノが出された瞬間、まさに脳に汗をかいて考える

どこかの本で見た言葉を思い出しました。

自分は自由にやれって言われると、困るよりはドキドキする性格なので、気持ちよくワークできました!

ただ、モデルが3個とかになると、頭がぐっちゃぐちゃになります。
全てのモデル間の論理的整合性を保とうとするのがめちゃくちゃ辛い・・・

これがインパクトモデル・やりたい事象をどうやって収益化するのか、の難しさだと思いましたね・・・

最後は頭がパンクした笑

ただ、色々と面白そうな事業モデルが出てきたと思います。
あれを繰り返していたら、いずれ面白い事業が現実化するのかなっと思いましたね。


最後までいられませんでしたが、非常に為になるワークショップでした!

また、次も参加したいですね。


社会全体に良いことを社会で共有するー相依相関の世界において


社会全体に良いことを社会で共有する

最近、在る知的障害・身体障害者の外出支援ボランティアグループの運営の採用担当をしていて、思うことがあります。

事実としてボランティアさんは、ボランティアという加入要件が緩やかな反面として容易く団体を離脱します。

一回来て、音信不通になることも普通です。

ただ、持続可能な団体たるためにはそれでは不味い。

最近は、ボランティアさんに団体に参加することが一方的なgiveに止まらず自分へのtakeになっていることを、つまり互恵性を意識できるような企画を作ってボランティアさんの定着率を上げようとしています。

しかし、上記のような、社会に存在する有限の人的リソースを自団体に集中させることをしつつも、それとはまた異なる考えも僕は持っています。

それは、「社会全体に良いことを社会で共有する」、ことになるのであれば自団体におけるボランティアの離脱はそこまで否定的に取る必要がないということです。


社会課題解決の実践者は、一団体の個人財産ではない。

どういうことかというと、ボランティアに募集されてきた方々は、面接をしていればわかるのですが、何らかの形で社会的に良いこと(ソーシャルグッド)をしようと思われている方々です。もちろん程度はありますが。

そして、彼らは社会全体でみれば、社会で共有されるべき貴重な人的リソースです。会社・学校以外のコミュニティに身を置いて社会課題を解決しようという意気込みがある人だからです。
社会課題を解決しようという思いがある方は多いかもしれませんが、実践に移す方は貴重です。

その貴重な人たちを一団体の個人財産にしようと考えることは、社会全体の課題を解決しようという思考と矛盾することになります。

その人たちが自団体から抜けても、その人たちが他の良いボランティア団体に所属することになれば、社会全体にとって利益になることには変わりはないと思うのです。

我々が存在する意義は、自己を顕示することではなく、社会が抱える問題を、社会のつながりの中で解決することにあるからです。

ゆえに、社会課題解決の実践者は、一団体の個人財産ではないのです。

採用面接の際に、僕はボランティア募集に来てくださった方々にお願いしていることがあります。

「もし、当団体に合わないと感じたのなら、当団体に所属にこだわる必要はなく、他の良いボランティア団体での所属を考えて欲しいです。
それは、きっと社会全体にとってより良いことにつながると思いますから。」


相依相関の世界において

人間社会というのは複雑遠大この上ない相互依存によって成立しています。

この相依相関の世界において、個人は他の人々から孤立し、その属している集団から切り離されるとき、もはや存在しない、数学的にいうならば、1という数は、無限に存する他の数と関係しない限り、1ではないのです。

裏側から言うのであれば、相依相関の世界において、集団からの離脱が単に自団体からの離脱ではなく他団体への所属につながるなら、それは1であることには変わりはないのです。

個人は、孤立せずに、相衣相関を意識することさえできていれば、社会的に存在(共有)することができるのです。


ALTER の社会性

ALTER も、社会的に貴重な人材であるメンバーさんが登録して下さっていますが、彼らを社会的に共有することがそもそもの団体の設立趣旨です。

だからメンバーさんの独占ばかりを考えるのではなく、彼らの専門知識を、社会の中でどれだけ最大効率化させるかがALTER のやるべきことなのだと思うのです。

(・・・煩悩から脱しきれていない僕は、メンバーさんには出来るだけ自団体に関わって欲しい気持ちはあるんですが笑)

 

まあ、でも、

ALTER は現在メンバー大募集中!場所提供も大募集中!子供達の居場所作りをしたい方も大募集!!

最後台無しかな?笑

 

ルポ記事:シンギュラリティ と教育

先日8月2日、【SingularityU Kyoto :X-TALKS 】 Limitless Imagination Singularity University  〜不確実な未来を生き抜くための教育と物語力〜というワークショップに参加してきました。
※Singularity (シンギュラリティ):技術的特異点

 

凄まじく濃い内容でした笑。トップカンファレンスかよ!と思うぐらいの容量だったのですが・・僕にとっては。
手加減してくれている内容だとは思いますが、ローテクな僕にとっては頭が爆発しそうでした。。。

まず翻訳があるとはいえ、全て英語でのプレゼン。自分も英語を勉強してきましたが、ぜんっぜん聞き取れませんでした!悔しい!
プレゼンターが完全にガチで最先端のテクノロジー教育理論を語っていたためと思いたいですが・・・・・留学したくなってきますねぇ。お金貯めますか笑

翻訳が素晴らしかったので内容は理解できました。
そのルポ記事を書きたいと思います。


Singularity University とは?

世界で175程の支部を持つ世界的なTec Educationの団体。
実際の大学ではなく、プラットフォームを複数持ちそこでテクノロジーを使った教育研究・実践を行なっている。

アメリカに本部があるようです。まぁ英語のプレゼンなのでそこまで団体概要を掴みきれませんでしたが、後述するプレゼンの濃さからかなりEdTechに本気の団体です。

彼らが語るのは Future of Learning 未来の教育

全ての問題は教育に帰結するとの考えから彼らはテクノロジーによって世界を良くするには教育にどうやってテクノロジーを入れていくのか(EdTech)を中心にワークしています。

4つのテクノロジーを軸にそれをどうやって教育に応用していくかを語っていました。

・Network Work + Computing
・AI
・nanotechnology
・digital biotechnology


テクノロジーの進化

IBM社が開発した人工知能

IMB社開発のAI ワトソンは世界で上位ランキングに位置する数々の医者が治療を諦めた癌患者を、10分で治癒の方向へ導いてしまいました。
ワトソンは10分で2千万の医療ジャーナルを読破し、その中から最適会を摘出したのです。

「20年後には、私たちは手元に自分の脳と同じ容量のモノを手に入れることができる。」

プレゼンターの予言が、事実に基づいていると確信できる例でした。

最先端の3Dプリンターの稼働

皆さんも一度は3Dプリンターなるものを聞いたことや見たことがあると思います。
僕も3Dプリンターを買って何かモノを作ろうとその設備があるコアワーキングスペースに行ったことがありますが、使用料の高さにビックリして諦めた苦い思い出があります。

その3Dプリンターは最先端では、宇宙にて地球外に住める惑星を構築するために使われているようです。スペースメーカーだったかな?そのような会社が先日NASAと契約して本格的にその事業は始まっているようです。
上場会社であったかどうかはわかりませんが、とにかくもう行くところまで行った感じがありますね。

僕のローテクな頭では翻訳があっても理解が難しかったのですが、とにかく彼らはまず惑星の上に3Dプリンターを設置し、そこからアストロニー〜の速さを超える〜???みたいなことを既に実施しているようです。

うーんわからんでしょう笑 でもすごいエキサイティングな事柄であることは伝わってきました。

3Dプリンターは地球内での物質構築に使用されていると思っていた私にとって、まさか地球外で、人が住める惑星の構築を試しているなんて「ロマンだわ〜!」

マンモスを現代に復活させる?

現在のdigital biotechnologyは、自分の唾液を入れるだけで、自身の生体情報の全てを直ぐにわかってしまうまでに進んでいます。

そのようなテクノロジーを最先端で用いているロシアとアメリカの科学者たちは4万年前の生物、マンモスを現代に出現させようと研究しています。そして、それは理論上可能であると。

なぜこれが「理論上」にとどまっているかというと、現在の象の大きさではマンモスの巨大な体を受胎するに足りないからです。

しかし、絶滅種であるマンモスを現代に蘇らせることがもはや「ハード」だけの問題になっていることには驚きを禁じえません。

将来、「ジュラシックパーク」が現実の世界に実装されるのも時間の問題ですね。


土壌形成

このように、テクノロジーによってシステムが大きく変わりつつある中で、現代においてはその変化を受け入れる土壌がまだ作れていないと、Singularitiy Universityは考えているようです。

土壌形成を支えるものは、3つ

Basic needs(基本的要求)
Ordinarily of Life(普通の生活水準)
Resilience(しなやかさ)

これがあって初めてEdTechも受容可能な状態になるようです。

スペシャリティの遊休と喪失

現代においては、大学で学んだ専門性を仕事に活かしている労働人口はわずか28%らしいです。
海外では基本スペシャリティ(専門性)採用であるので、ジェネラリスト育成型採用をまだ採っている日本ではこの数値は倍以上でしょう。

そして、あるスペシャリティの賞味期限もこの変容の早い現代においては非常に短く1・5年らしいです。
僕のスペシャリティは法律ではありますが、この賞味期限も切れかけているように感じます。習得に6年程かけたものが1・5年で意味がなくなるということは非常に驚きましたが、法律の専門家になることを捨てて、フリーの立場にたった自分の判断はやはり正しかったと安堵させてくれた面もあります。

僕の法律知識は無償でギブし、その対価として、金銭ではなく経験や物、人との繋がりをテイクしようというのが今の私の気持ちですから。それの賞味期限も迫っていることも意識すべきですが。

スペシャリティな専門業務として、ここ5年でほぼ必要なくなる業務として、会計士、医師、薬剤師などを挙げていました。顧問会計士の方がもはや業が継続できないとして引退するのは会社に在職中に目撃してきました。

これには弁理士なども当然加わるでしょう。会社の法務業務に関わっていた時の彼らのローテクの割に料金の高さには僕は憤慨していましたから。
新人の顧問弁護士も然りでしたが。

上記の職業につくには何年もの専門機関での勉強を余儀なくされますが、その賞味期限はもう少しで切れてしまうのです。子供達、何よりその親御さんたちはそれを意識する必要があるでしょう。

 

Exponential Purposeの再定義

産業革命によって何が変わったか?
これまでの産業革命によって変わってきたのは、生産プロセスです。

しかし、これからのSingularity 第4次産業革命によって重要となるのは、連続する指数関数的技術のアップデートによって何を達成するのかを再定義し共有することが大事となります(Exponential Purpose)

なぜなら、この21世紀において行われるSingularityにおいては、洞窟で石器を持って暮らしていた時代から現代に達するまでの2万年の人類の進化と同じ進化を不可避的に達成してしまうのですから。

正常性バイアス

Exponential Purposeの再定義が大事な理由の根拠となる例として、正常性バイアスなるものがあります。

正常性バイアス(normalcy bias)」とは、人間が予期しない事態に対峙したとき、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと自動的に認識する心の働き(メカニズム)を指します。

 

例として、大地震への予防心理があります。
地震は、将来において不可避的に生じる災害です。その点でSingularityと類似性を持ちます。
プレゼンターの方はカルフォルニアに住んでいるそうですが、このハイテックな時代においてそこで地震対策として行われているのは「机の下に潜る」ことらしいです。そして、肩を叩き合いながら、そして人々は肩を叩き合いながら「よくやったな」とその対策を正常と認識していると。

つまり、正常性バイアスをもっと具体的にいうと、人々は地震という必ず来るべきものへの対策として、分かりやすいものにしがみつき、たとえそれが非効率であったとしても、それを正常と捉えてしまう心理です。

現代ではマスダンパーなど、制振技術などが進歩しているにも関わらず、机の下にこもることで対策として満足してしまうのです。

※マスダンパー

建物の最上部などに「おもり」を設置し、おもりと建物の間に生じる力を利用して建物の振動を低減させるもので、動吸振器の一種。揺れているブランコに乗っている人が自らの重心を動かすことで急激に揺れを止める様子を想像すると良い。

このような机の下に潜るような教育ではなく、マスダンパーみたいなものをどうやって学びの中で実践していくかが重要となります。


これからのプラットフォームの重大な要素

これからのライフプロセスは、単に脳に知識を注入するようなものではありません。
螺旋状に渦巻く世界の変容の中で、自分を知った上で、自分に何が出来るかを自己最適化していくことです。

Singularity University ではそのためのプラットフォームを作ることが重要だと考えているようです。

そのためにポイントとなる要素が3つあります。
1.フレーム 2.自己最適化 3.新たなエコシステムの形成

1.フレーム

テクノロジーによって、どうやって現在の瑕疵を治癒していくのか、取り除きたいものを取り除いていくのか
それを考えることが大事です。

今の学びは、学校の「教室」という旧態依然とした物質的プラットフォームの中にあるのではありません。

手元にあるのです。グーグルを使って検索をかけるだけで世界最高の大学の講義を無料で受けることができます。

そのようなプラットフォームのフレームを意識して、教育をアップデートする必要があります。

 

2.自己最適化

この自己最適化が意味するところは、
「自分の生体情報を知ることにより自分の生体の適正に合ったタスクを行える」ことを意味します。

この画像はプレゼンターの生体情報を可視化したものです。

左から、呼吸の深さ、ストレス負荷の程度、眠りの深度を数値化しています。

また中国のある小学校では、生徒の表情の変化、何日後に病気になるかまで数値化され、それを教師が管理できる状態になっています。

このように既に生体情報の可視化は社会実装されているのです。

フロー状態の意図的作出

人間はゾーンに入ることがあります。よくスポーツ選手の究極の集中状態などが「ゾーンに入る」と表現されますね。

MITなどでは音楽によって自分の体を活性化させ、意図的にゾーン状態(フロー状態と仰られてました)を作出することにより、学生の最高出力を出すということが行われているようです。

 

3.エコシステムをどうやって作るか。

現在の教育のエコシステムは以下の通り

左の教師「これをやりなさい」
中央の親「私もやって成功してきたのだからやりなさい」
右の子供「もういいや〜逃げる!」

です。

しかし、これは正常バイアスと同じことです。
人は自分の成功体験を他人に押し付けようとしますが、それが成功したのはその人の個性と時代が合ったからであり、何より自分の成功を証明するための最良の手段が他人に同じことをさせることからすればそれが「成功」であるかさえ疑わしいです。

だから私たちはこの正常バイアスを乗り越えなくてはならないのです。
学びの基礎を再デザインしなければならないのです。


エトセトラ

 

ヒアリング

自己最適化は、ハイテクがなくてもできます。
それはヒアリング。
自分自身に、自分がこの世の中で何が出来るか問い続ける(ヒアリング)により、自分の役割が自然に明確化される、ということです。
そして、自分のヒエラルキーにおいて何ができるかを考えるべきなのです。

快適性

スタートアップの状態で人は壮大な目的を考えがちでそれが原因で身動きが取れなくなったり心が折れたりします。
まずは「自分がそこで快適でいられるか」を考えるべきです。

学習サービスのコンテンツ化

Singularity University では、学びの基礎の再デザインにおいても、自分たちがプラットフォームを持つだけではなく、自分たちのカリキュラムをコンテンツ化して、他者に届ける、というのも行なっているらしいです。
これは少しALTER とも似ていてますね。原則プラットフォームを持つわけではなく、知識を共有化するという点で。

パッションとワークとの近接

情熱と仕事が重なり合っていることが、フロー状態を長く続けるコツです。
そのため、自分のパッションとワークを近接させることが重要です。

例として、プレゼンターの知り合いで、アーティストになりたいという高校生がいたらしいです。ただ親はエンジニアの学校に通うべきで、アーティストは趣味でやったらいいと言ったそうです。

この状態が生じた原因は、親がアーティストを貧乏なものと認識していたことから生じたものです。

そこで、親にiPhone Xを渡してその感想を聞くと「綺麗だ、美しい」という答えがかえってきました。これはアートだと。
そこで答えたのです。このiPhoneを作っている人たちが世界で一番裕福な層ですと。

そこにパッションとワークとの近接のヒントがあります。


5525文字数・・・3時間かかったわ・・・

以上、ルポ記事でした!

 

 

コモディティ型企業と消費者独占型企業①ー金融教育

金融について学ぶ一番のコツは、自分の資産の半分以上を株式投資に回してみることです。

そうすればいやでも経済ニュースに目を配るようになりますし、日々の株価チャートなどもチェックするようになります。

つまり、身銭を切って実際に「経済当事者」となることです。

「バフェットの銘柄選択術」という本は、一定株式投資を行ってきたら、読んで見てもいいかもしれません。非常に面白い!

以下、彼の考えを紹介していきましょう。


ウォーレン・エドワード・バフェット(Warren Edward Buffett、1930年8月30日 – )は、アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家である。世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務める。


1.投資対象として魅力的なのは?ー消費者独占型企業とコモディティ型企業

前者は、ブランド価値の高い、あるいは取り扱う製品があたかも独占企業のように強い市場支配力を持っている企業です。
コカコーラ社やマイクロソフト社、アメリカンエキスプレス社などが該当します。

後者は、大多数の企業と大多数の企業と差別化できていない、付加価値の小さな製品やサービスを提供する企業です。
航空会社や自動車、鋼鉄製品などの業界の会社がそれに該当します。

では、投資対象として魅力的なのは?

バフェットは前者であると断言します。

なぜなら、後者は差別化ができていない以上「価格の安さ」のみが購入のメルクマールとなり激しい価格競争に晒されるからです。航空会社、自動車、鋼鉄製品等について、私たちが買うのは「価格」です。その会社のブランドではありません。
コモディティ化するビジネスは熾烈な価格競争の下では利ざやは限りなく薄くなります。
つまり、価格設定力が企業側になく購買者の方にあるのです。

企業は本来企業の価値を高める上で効果の大きい新製品回はうや企業買収に使うべき資金を絶えず現業の設備投資に振り向ける必要があるので、収益が常に圧迫されるのです。
①収益性が低く、事業拡大や収益性の高い事業への参入に必要なキャッシュフローを確保できない
②たとえある程度のキャッシュフローを生み出せたとしても、そのほとんどは現在の地位を守るのに必要な設備投資に向けられてしまう

というのです。


2. コモディティ型企業の特性
❶売上高利益率が低く、在庫回転率が低い
❷株主資本利益率(ROE)が低い
❸ブランド価値がない
❹多数の競争相手がいる
❺業界全体に相当な過剰生産能力がある
❻利益が不安定
❼利益の設備稼働率に対する依存度が大きい

次は、投資対象として魅力的な消費者独占型企業について書きます!

オルタナティヴスクールと金融教育

1株当たり利益:EPS (earning per share)

1株当たり純資産:BPS (book value per share

株価純資産倍率:PBR(price book value ratio)

株主資本利益率:ROE(return on equity)

株価収益率:PER(price earning ratio)

益利回り(earnings yield)

直利(直接利回り)(current yield)

こういった言葉を聞いた人はいるかもしれませんが、その意味を正しく理解している方は大人の方でも少ないのではないでしょうか?

僕は最近、株式投資をやるまで意味をよく知りませんでした。
今もその意味するところを捕まえ切れていません。


このようなことを知らなくても日本は生きていける社会だとは思います。しかし、これらの意味を知らなくては経済の本質に興味を持つのは困難です。

そして、経済に興味を持たないと、自分の人生を経済的に予測できず計画を立てることは困難でしょう。

生活を担保してくれる、誰かの傘の中に入って、たとえそれが自分が嫌な仕事であっても、自分の労働力を供給し続けることになるのです。


ではなぜ僕たちが、資本主義社会に生きながらにして、こういった金融・経済的指標を知らないことがあるのでしょうか?

それは、義務教育の中で「お金」のことを一切教えてくれないからです。生活に必須の知識であるのにも関わらず。
代わりに「道徳」といった、本来内発的に考えるべきことを、教科として外部的圧力として教えてきます。

つまり、そこで育つのは経済的知識のない人材です。
そこから、会社の説明会に友達と一緒に行くというような
「自分の働き方、社会での在り方に自己決定できない人間」が生まれてくるのです。

これはそのような方が悪いといっているのではありません。
なぜなら、義務教育という「ハード」がそもそもの原因だからです。個別の人間(ソフト)の問題ではありません。


ですから、ALTER が関わる学校・サードプレイスでは、金融教育は必須の科目にしたいのです。

それはすぐ出来ます。
たとえば給食も、その額に相当する金銭を渡して、その子に使い方を考えさせる方が、投資を考えるキッカケとして非常にいいでしょう。

経済社会に生きる私たちにとって、金融・経済知識は、自分を「お金」という制約から解放してくれる非常に大切なツールなのですから。

 

 

腑に落ちた言葉だけ使うべきなのであーる

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皆さんの人生で、心に刺さった言葉は、
論理的な言葉であったでしょうか?
それとも他人に説明するのが困難とも思える言葉であったでしょうか?

 

今日のテーマは後者の「腑に落ちた言葉」の大切さ

1 「腑に落ちた言葉」
:一般性論理性より自分が人生で獲得してきた感情を言葉にのせたモノ

これが僕が魅了される言葉です。

例えば、風景の素晴らしさを描写するとき、論理的な言葉を使った瞬間 「錆びる」

「腑に落ちた言葉」は文章化すると何を言っているかがわからない。
なぜなら論理化という人間の共通言語の必須とも言える法則を破っているから。

しかし、その現場で聞くと抽象度の高いレベルで「感じる」ことができます。響くんです。

「人間を論理より情動的な生物」と捉えている僕からすれば、論理的な文章は自分の感情を偽っている可能性が高いものが高いのです。もちろん例外もありますが。

「腑に落ちた言葉だけを羅列したセンテンス」は感情を偽った回数が少ない。

信憑性が高いのです。だから感情に響くのです。

ただ、ビジネスシーンの多くでは、face to faceでいつも語れる訳ではありません。

「腑に落ちた言葉」は共通言語の法則を破っているため、 face to faceという五感が高度に働かない場では意味が不明です。

また、時間が限定されているビジネスでは解釈に時間がかかるため好まれません。

2 「腑に落ちた言葉」の伝え方

それでは時間が限定された中での「腑に落ちた言葉」伝え方とは?

極端に短い言葉にすることです。

使える母音子音が少なすぎる条件下では、話者は言葉への集中度が違います。

野球の序盤のイニングの攻撃と8、9回の攻撃の集中度は違いますよね。

一緒です。

頭のライブラリーを検索しまくった結果、狙い球を絞るしかないんです

そして、そこから出てくる言葉は見事に自分の感情を表わしています。

映画の告知等のエンタメコンテンツの宣伝文句などを見て、皆さん思い出すこともあるのではないでしょうか。

極端に短い言葉は、長く論理的な言葉より強力に感性に訴えかけてくることを。

3 ALTERでの言語コミュニケーション

ALTERはエンタメコンテンツではなく、またface to faceの場でのみコミュニケーションを取り、じっくり話し合う時間をとるというシステムであるため、腑に落ちた言葉や極端に短い言葉を無理に使う必要はありません。

ただ、僕が好きなのは「腑に落ちた言葉」。

そういう意味では、子供は「腑に落ちた言葉」の使い手の天才であるので、僕はある意味尊敬しています。

※場所提供・賃貸のお願い

現在、京都大阪でのオルタナティブスクール(簡単なもの)の設立を考えています。

平日の2日ぐらいか、土日に午前か午後だけ、という、本当に軽いものです。

どなたかそのための場所を提供または賃貸してくださる方がいればご連絡頂けますと幸いです!

箕面子供の森学園

箕面子供の森学園 https://kodomono-mori.com/index.html 

みなさんはこの学園の存在を知っていますでしょうか?

外的圧力を感じた場合、人は自分の行動に責任を感じずまた正当化ができないため行動が継続しません。大人で勉強を辞めてしまうのはこれが原因です。
やらされてきた勉強だからです。

 

しかし、この学園は内的動機を非常に大切にしている。 人生100年時代において100年勉強できる人材が育つ土壌がある。

このような学園を複製化するのがALTERの目的です。

僕もここで法律のワークショップの開催予定しています。まだ日程・内容を詰める必要がありますが。

親御さんの立場から、子供の抱える問題に、法律という解決ツールをもってどう手を差し伸べられるか。

それを主題とするつもりです。

未成年は原則法律的な「行為をする能力」がありませんから、その代理としての親の法律知識は非常に重要なのです!

※2022年4月1日から18歳から成年者となりますね。それを忘れてパワポ作っとた・・・いかん危ない危ない

探究堂(京都出町柳)ーもう一つの教育

オルタナティブスクールの設立の準備として他の団体様の見学

知り合いのNPO法人の方に紹介してもらったのが、探究堂様。

http://tanqdo.jp/about/

f:id:dabblearm:20181215185457p:plain

 

代表の山田さん 

代表/探究プロデューサー

1975年生まれ。京都府京田辺市出身。

神戸大学経済学部卒。

大学卒業後、独立系SIerにて製造業向け基幹系システムの開発・保守運用業務にプロジェクトリーダーとして従事する。

本業の傍ら、教育系NPOにプロボノとして関わる中で、「子どもの探究心を育む新たな教育の仕組みを創りたい」と考えるに至り、ITから教育分野に転身することを決意。

2011年より「探究する学び」を実践する東京コミュニティスクールにて教員を務め、2015年4月に独立し、現在に至る。

・タンキューラボ所長

・認定NPO法人東京コミュニティスクール理事

・任意団体「探究型の学びを考える会」会長

◎好きなもの:くるり、神社、フィールドワーク

 

僕は案の常遅刻したのですが・・・快く見学をさせて頂きました!

 

学び舎はガレージ? 山田さんのお家なのでしょうか?

https://www.facebook.com/tanqdo.jp/

 

さて、何をするのかと思ってワクワクしながら観察していると、
山田さんと子供達一行は、ガレージを飛び出し祇園など、京都の街を散策し始めます。

主題は 街の中での「はたらく」を見つけにいく

子供達は、「はたらく探偵」。

僕はその後ろに付いて行き、その瞬間瞬間、子供達の興味に集中して観察します(不審者)。

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写真は子供達の集中力削ぐと思ったので自らの判断で控えました。

 

【はたらく探偵】は山田さんと子供さんとの合意で決定したプロジェクト。

山田さんが

『前回は、「人が働いている」、今回は「物質が機能している(働いている)」ことにフォーカスしている』と解説して下さいました。

 

なるほど、と勝手に得心。

物質の機能を5感で感じる、というのは非常に大事。
自分の視覚、聴覚等の情報入力
よって形成される人間の世界においては、物質の機能を5感で感じないと、自分がどういう世界に「生きているのか」「生かされているのか」、5感で分からなくなってしまいます。

 

小さい時期は感得機能が非常に高い時期です。であるのに勉強を詰め込まれて、物質世界を考える時間が減っていくと、世界への感性などが弱まり感情や創造性が弱まってしまいます。

さすが色々とプロジェクトをこなして経験を積まれた方だと思いました。

 

散策の途中、山田さんがある子供さんに「はたらく探偵」をしていない子供さんに「単におしゃべりしているだけなら意味がないから帰ろう。これは別に強制ではなく、一緒に決めたことなのだから」と話す一幕がありました。

 

山田さんは「自分の意思決定に基づく行動には自分で結果を受け止めるしかない」ということを伝えたかったのだと思います。

外部的圧力が加わらないということは、何かに熱中するための必須の要件と言えます。そこら辺を意識なされていたのだと思います。

子供達はずーっと沈黙とも思案ともとれる時間を過ごしました。

僕は「強制されたわけでもない今の行動の意味」を考えているのかな〜と思いました。

強制された行動に従うことは簡単です。考えるという人間最大の労働をしなくて良いのですから。

ただ行動に自分の判断が介在すると結局自分がその結果ちゃんと考えなくてはなりません。

 

考えるということを放棄している大人は多くいます。
そのような人にならないためには脳に汗をかく必要があるのです。

 

 

 

子供たちは散策は続行することを「自ら決定」しました。

終わったあとは皆で「はたらていた」ものを書き出します。

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(それをみる親御さん達)

なお、今回は山田さんご自身が「書き出しの量が少ないな〜」と言われていたので、

 

後で「そのことをどう捉えられていますか?」と質問したところ、以下のような答えが帰ってきました。

 

【書き出しが少なかったことを「失敗」とは捉えていません。

本来やるべきことを忘れて遊んでしまったことを本人たちが反省し、同じ失敗を繰り返さないよう次から意識して行動できたらそれでOKです。

書き出しの量は確かに物足りない感じでしたが、自身の失敗からの気づきに比べると大した問題ではない私は考えています。

探究堂では常々「どんどん失敗しよう!」と子どもたちに伝えていますので。】

現代では、失敗はしない業務しか行わないビジネスマンがいっぱいいます。失敗=人事評価が下がる=出来ない人、という思考が染み付いているからです。

しかし、人生における本当の失敗は、「失敗をしなかったこと」だと思います。
失敗が行動を省みさせ、次の行動をより良くするのです。

「探究堂で学んだ子供達はきっと失敗を怖がらない人間になってくれる」

そういう信念のこもった言葉だと思いました。

 

保護者の方にも話をお伺いしたところ、

「子供が自然を感じてそれをどんどん自身のものにしているのがわかるし、それを見ているのが本当に楽しい」

とおっしゃっていました。

 

現代社会においても小さい子には自然から得るものが非常に多いのでしょう。

見学の時間は非常に意義深いお時間でした。

改めて 探究堂様 有り難うございました!

※ちなみに僕の新しい発見として

子供って心理的ストレス(悪いものとは限らない)かかると体がうねるんだな〜 ということがありました。

感情と体の体制は子供は顕著に表すのだなと。これも新しい発見でした。