探究堂(京都出町柳)ーもう一つの教育

オルタナティブスクールの設立の準備として他の団体様の見学

知り合いのNPO法人の方に紹介してもらったのが、探究堂様。

http://tanqdo.jp/about/

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代表の山田さん 

代表/探究プロデューサー

1975年生まれ。京都府京田辺市出身。

神戸大学経済学部卒。

大学卒業後、独立系SIerにて製造業向け基幹系システムの開発・保守運用業務にプロジェクトリーダーとして従事する。

本業の傍ら、教育系NPOにプロボノとして関わる中で、「子どもの探究心を育む新たな教育の仕組みを創りたい」と考えるに至り、ITから教育分野に転身することを決意。

2011年より「探究する学び」を実践する東京コミュニティスクールにて教員を務め、2015年4月に独立し、現在に至る。

・タンキューラボ所長

・認定NPO法人東京コミュニティスクール理事

・任意団体「探究型の学びを考える会」会長

◎好きなもの:くるり、神社、フィールドワーク

 

僕は案の常遅刻したのですが・・・快く見学をさせて頂きました!

 

学び舎はガレージ? 山田さんのお家なのでしょうか?

https://www.facebook.com/tanqdo.jp/

 

さて、何をするのかと思ってワクワクしながら観察していると、
山田さんと子供達一行は、ガレージを飛び出し祇園など、京都の街を散策し始めます。

主題は 街の中での「はたらく」を見つけにいく

子供達は、「はたらく探偵」。

僕はその後ろに付いて行き、その瞬間瞬間、子供達の興味に集中して観察します(不審者)。

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写真は子供達の集中力削ぐと思ったので自らの判断で控えました。

 

【はたらく探偵】は山田さんと子供さんとの合意で決定したプロジェクト。

山田さんが

『前回は、「人が働いている」、今回は「物質が機能している(働いている)」ことにフォーカスしている』と解説して下さいました。

 

なるほど、と勝手に得心。

物質の機能を5感で感じる、というのは非常に大事。
自分の視覚、聴覚等の情報入力
よって形成される人間の世界においては、物質の機能を5感で感じないと、自分がどういう世界に「生きているのか」「生かされているのか」、5感で分からなくなってしまいます。

 

小さい時期は感得機能が非常に高い時期です。であるのに勉強を詰め込まれて、物質世界を考える時間が減っていくと、世界への感性などが弱まり感情や創造性が弱まってしまいます。

さすが色々とプロジェクトをこなして経験を積まれた方だと思いました。

 

散策の途中、山田さんがある子供さんに「はたらく探偵」をしていない子供さんに「単におしゃべりしているだけなら意味がないから帰ろう。これは別に強制ではなく、一緒に決めたことなのだから」と話す一幕がありました。

 

山田さんは「自分の意思決定に基づく行動には自分で結果を受け止めるしかない」ということを伝えたかったのだと思います。

外部的圧力が加わらないということは、何かに熱中するための必須の要件と言えます。そこら辺を意識なされていたのだと思います。

子供達はずーっと沈黙とも思案ともとれる時間を過ごしました。

僕は「強制されたわけでもない今の行動の意味」を考えているのかな〜と思いました。

強制された行動に従うことは簡単です。考えるという人間最大の労働をしなくて良いのですから。

ただ行動に自分の判断が介在すると結局自分がその結果ちゃんと考えなくてはなりません。

 

考えるということを放棄している大人は多くいます。
そのような人にならないためには脳に汗をかく必要があるのです。

 

 

 

子供たちは散策は続行することを「自ら決定」しました。

終わったあとは皆で「はたらていた」ものを書き出します。

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(それをみる親御さん達)

なお、今回は山田さんご自身が「書き出しの量が少ないな〜」と言われていたので、

 

後で「そのことをどう捉えられていますか?」と質問したところ、以下のような答えが帰ってきました。

 

【書き出しが少なかったことを「失敗」とは捉えていません。

本来やるべきことを忘れて遊んでしまったことを本人たちが反省し、同じ失敗を繰り返さないよう次から意識して行動できたらそれでOKです。

書き出しの量は確かに物足りない感じでしたが、自身の失敗からの気づきに比べると大した問題ではない私は考えています。

探究堂では常々「どんどん失敗しよう!」と子どもたちに伝えていますので。】

現代では、失敗はしない業務しか行わないビジネスマンがいっぱいいます。失敗=人事評価が下がる=出来ない人、という思考が染み付いているからです。

しかし、人生における本当の失敗は、「失敗をしなかったこと」だと思います。
失敗が行動を省みさせ、次の行動をより良くするのです。

「探究堂で学んだ子供達はきっと失敗を怖がらない人間になってくれる」

そういう信念のこもった言葉だと思いました。

 

保護者の方にも話をお伺いしたところ、

「子供が自然を感じてそれをどんどん自身のものにしているのがわかるし、それを見ているのが本当に楽しい」

とおっしゃっていました。

 

現代社会においても小さい子には自然から得るものが非常に多いのでしょう。

見学の時間は非常に意義深いお時間でした。

改めて 探究堂様 有り難うございました!

※ちなみに僕の新しい発見として

子供って心理的ストレス(悪いものとは限らない)かかると体がうねるんだな〜 ということがありました。

感情と体の体制は子供は顕著に表すのだなと。これも新しい発見でした。

 

 

 

 

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