はじめに:不登校という経験
私は、高校を半年で中退しました。
普通教育のレールを外れたとき、はじめて「世界の広さ」を感じました。
そして、自分の人生をどうデザインするかを真剣に考えました。
自分で考えて「選択」する自由を手に入れた、と同時に、自分の選択した結果は誰にも言い訳できないという「責任」を痛感したのです。
色々と挑戦・失敗を繰り返しましたが、その時期に自分で「選択」し、自分で「責任」感じ、自分の「存在」をじっくり考えることができたことで、ブレない自分の軸を形成できたと思います。
不登校とは何なのか
本来登校は「手段」であって、「目的」は学習にあります。
無理やり学校に体を引きずっていっても、それにより「学習」が達成されるというわけではありません。
ニュース等メディアは不登校をネガティブに取り上げがちですが、本当にそうなのでしょうか?
不登校をネガティブに捉えることが本質的な問題の解決に向かうのでしょうか?
今一度、メディア等の情報に押しつぶされず、自分たち地震で不登校について考えることが必要なのだと思います。
1 チェックイン(1時間)
①見えない共通点
内容:2人1組になって2分以内で共通点を探る。競争。
効果:
目が合うことからコミュニケーションが始まる。
共通点を探すには質問が必要。その際に目を見ることになる。ここからコミュが開始する。
また、共通点を見つけていくことで場の赤の他人感を除いて心を聞く体制にする 。
フィードバック:非常に盛り上がった。
その後にゲームにどういう意図があったかを主催者側から説明するのも大事だが、参加者からどういう感触があったか、実際に聞いてみるのもこちら側の意図しないフィードバックを得られる点があった。そこにも時間は割いていくのもいい。
②「ポジティブ3か条」
内容:紙に箇条書きで最近で嬉しかったこと、3つ書く
その後、円になって一人ずつ箇条書きを読むだけ(3週)
効果:これは子どもへの声がけで顕著に現れる。見方を変えれば褒めれることを叱っていることがよくある。
事象に対して観測点を変えてみることで実はそれがポジティブな面もあることに気づける。
また、ポジティブな面があったことにも気づける。
ポジティブな態度は事態を進行させる。ネガティブな態度は物事を変えてはくれない。
フィードバック:非常に盛り上がった。
今回は参加者が少数であったため、箇条書きを読むだけでなく、その理由を話させてあげる時間もあった。どちらかというと、みんな理由まで述べたい感触を得た。
時間があれば理由を聞いてあげるのも一体感を高めるのに有効。
2 インタビュー 不登校経験者からみた「不登校+輪になって自己紹介・お悩み共有(2時間)
インタビュアー:亮さん スピーカー:吉田(ALTER 代表)
質問がある場合には、参加者に事前に渡しておく付箋に質問を書いてもらって、横の人に送ってもらい、それを亮さんに集約して、吉田が適宜答えていく。
フィードバック:これを初めようとしたときぐらいから、山下夫妻が参加(一応チェックインもしてもらう)。
山下夫妻の子供の状況:上記の通り。夫妻としてはプロゲーマーという夢に対して悲観的(ゲームに偏見?)、どちらかというと、子供さんに親が過干渉しているという現状。
親と子供の関係は良好ではない。特に父親。
所感:吉田の経験や中山の見識などは、論理立ってはいるが、親側からの不登校経験による知がないので、少し自分の意見を全部吐き出せない感覚を得た。
そこで、2代に渡って子育てをしてきて、かつ、子育ての失敗を俯瞰的にみることができている多田さんに話を振る。
多田さんの経験に基づく知識や包容感のある言葉が結構効いたようで、最後には涙されていたのを見て、吉田(不登校経験者)、中山(これからの教育を考えながら子供を持っている)、多田さん(実際に2世代に渡って教育の辛さ・失敗を経験してきた)という 三者三様、異なる3世代、論理寄りと感情寄り という異なる観点からのアドバイスは効いていたと感じる。
3 休憩(10分程度)
フィードバック:吉田はバテたので、休憩は取るべきだった。意識して取るべき。
4解散